Apple Silicon M1搭載のMacBook ProをWeb開発端末として利用する [2]

Apple Silicon M1搭載のMacBook ProをWeb開発端末として利用する [2]

Web Development on Apple Silicon MacBook Pro No.2

2020.11.26

Apple Silicon M1チップ搭載 MacBook Pro が届きました

先日11月11日の9時ごろ発注しまして、25日の10時に無事届きました。

構成として、USキーボードを選択してのBTOだった為、発送も上海からで比較的時間がかかったように思います。

17日ごろから手にした方のレビューを拝見させていただきながら、首を長くして到着を待っておりました。

事前調査

到着を待っている間の調査として把握できた内容としては以下

  • Docker動かない
  • Virtualbox動かない
  • ディスプレイ2台接続してのマルチディスプレイができない

正直Docker動かないとかないかと思い込んでしまっていました。

ただ、対応に向けた取り組みはすでに進んでいる様なので、対応されることを待ちたいと思います。 https://www.docker.com/blog/apple-silicon-m1-chips-and-docker/

しかしながらVirtualboxの方の動きは26日現在ではまだ見えないですね。うーん。

動作検証

アプリケーション動作可否インストールバージョンアプリケーション種類備考
Visual Studio Code👍1.51.1Intel
Google Chrome👍87.0.4280.67(Official Build) (arm64)Universal
Docker😭-Intelインストールはできるものの、起動しない
Adobe Illustrator CC👍2021Intel
homebrew未インストール--どうも今まで通りのインストールができないようで、一旦保留
Sequel Pro👍1.1.2Intel今までの不安定具合も含めて同じように動作
iTerm👍3.4.2Universal
Clipy👍1.2.1Intel
⌘英かな👍2.2.3Intel意外と普通に動いた

とりあえず前の記事で挙げたアプリの動作検証としては以上です。

でもWebの開発しようとするともっと他にも利用するものがあって、合わせて確認を行ったものが以下になります。

アプリケーション動作可否インストールバージョンアプリケーション種類備考
Virtualbox😭--インストーラーで止まる
nvm👍0.37.1-インストール方法
Node.js👍14.15.1-ターミナルで
nvm install 14.15.1
Yarn👍1.22.10-ターミナルで
npm install -g yarn
LibreOffice👍7.0.3Intel11/27追記
BoostNote👍0.10.2Intel11/27追記
Postman👍7.36.0Intel11/27追記
Google日本語入力👍2.25.4030.1Intel11/27追記

まとめ

何はともあれ、Virtualboxが動かないのが一番痛いですね。

VirtualboxはGenymotionで検証するために利用していたのですが、こちらも動かないのが少し痛い。

しかしながら、この記事も新しいM1 Macbook Proで書いていますが Nuxt のビルドも凄く速いですし、ChromeもM1対応版を入れたためか動作が凄くキビキビと速く感じます。

これを期にDockerを使う開発はクラウドでVMインスタンス立てて、そこにSSH接続しながら開発を行うVS Code Remote Developmentを利用してみるのも良いかと考えています。